痩身エステサロンの開業をお考えの方のなかには、フランチャイズで開業したいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フランチャイズで痩身エステサロンを開業することで、さまざまなメリットを得られます。
そこで本記事では、フランチャイズで痩身エステサロンを開業する手順や、開業するメリット・デメリットを紹介します。
痩身エステサロンの開業を成功させたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
痩身エステとは
痩身エステとはマッサージや、痩身機器の使用によって、健康的に身体を引き締めることができる施術のことです。
痩身エステの施術メニューには脂肪細胞の数を減らせるものもあるため、食事制限や適度な運動だけでは痩せづらい部分も引き締められます。
また、脂肪細胞の数を減らすことで、ダイエットをするよりも比較的早く身体を引き締められるという効果も見込めます。
体内の脂肪細胞の数が減少することで、リバウンドしづらいという点も痩身エステの特徴です。
痩身エステのメリットやデメリットについては、下記のサイトに詳しく記載されています。
痩身エステサロンを開業する前に、改めて痩身エステの強みを把握してお客様に伝えられるようにしましょう。
https://salontrend-mag.com/column/what-slimming-esthetics/
痩身エステの主な施術メニュー
痩身エステの施術メニューには、主に以下のようなものがあります。
痩身エステの施術メニュー
- キャビテーション
- ラジオ波
- EMS
キャビテーションとは、痩せたい部分に専用の機器で超音波を当てて、脂肪細胞の数を減らす機器のことです。
痩身エステの施術メニューのなかでも、キャビテーションを使用した施術は比較的即効性があり、部分痩せにも向いています。
通常のダイエットでは痩せづらい部分を引き締められる点が、キャビテーションの魅力といえるでしょう。
また、ラジオ波は高い周波数の電磁波のことを指します。
痩身エステの施術メニューにあるラジオ波は、高い電磁波を身体に当てて振動させ、その振動で身体を温めて代謝を上げる施術方法です。
代謝を上げることで体質改善にもつながるため、身体を引き締めることが可能です。
最後にEMSとは、身体に電気刺激を与えて筋肉を動かす機器のことを指します。
痩身エステで行うEMSは、機器で身体に電流を流して筋肉を動かし、気になる部分の脂肪を燃焼させます。
身体を動かさずに電気を流すだけで、運動をしたときのようなトレーニング効果を得られる点が特徴です。
下記サイトでは、痩身エステの施術メニューのなかでも特に人気の高いキャビテーションの仕組みや、利用をおすすめしたい部位などが記載されています。
キャビテーションに興味のある方は、参考にしてください。
https://salontrend-mag.com/column/slimming-esthetic-cavitation/
フランチャイズとは
フランチャイズとは、開業したい人がフランチャイズ本部と加盟契約を結んで、メニューや商品を提供してもらい、売上の数パーセントを本部へ支払うという業務形態のことです。
メニューや商品以外にも、ブランド名やサロン経営のノウハウも提供してもらえます。
痩身エステサロンを開業したい人は、経営の知識が浅くてもフランチャイズ本部と契約を結ぶことで、安心して開業できるでしょう。
フランチャイズで痩身エステサロンを開業する手順
フランチャイズで痩身エステサロンを開業する場合、開業したい人がエステサロンブランドを経営する企業と契約を結び、施術メニューや使用する機器を提供してもらいます。
フランチャイズで痩身エステサロンを開業する手順を、以下にまとめました。
フランチャイズで痩身エステサロンを開業する手順
- フランチャイズ本部へ問い合わせ
- 打ち合わせ
- 加盟契約
- 物件取得
- 店舗の外装や内装の工事
- 使用する機器や備品の準備
- スタッフの研修
- 開業
一般的には上記の手順で開業しますが、加盟するフランチャイズ本部によって手順が異なる場合があります。
フランチャイズで始めるエステサロンの手順については、下記サイトでも詳しく紹介しています。
どのように始めたらよいのかがわからない方は、参考にしてください。
https://salontrend-mag.com/column/franchise-esthetic-management/
フランチャイズで痩身エステサロンを開業するメリット
ここからは、フランチャイズで痩身エステサロンを開業する3つのメリットを紹介します。
メリット①ブランディングができているため集客しやすい
フランチャイズで痩身エステサロンを開業する場合、フランチャイズ本部でブランドが築かれているため、開業の際に宣伝を行わなくても集客できるというメリットがあります。
フランチャイズを利用しないで開業する場合、宣伝活動を行わなければ集客できません。
しかし、有名な企業と契約を結んでいれば、その企業のブランド力を使って顧客を集められることが期待できます。
最初から知名度があるということは、フランチャイズで痩身エステサロンを開業する魅力の1つだといえます。
メリット②サロン経営のノウハウを提供してもらえる
サロン経営のノウハウを提供してもらえるという点も、フランチャイズで痩身エステサロンを開業するメリットです。
独立して初めて開業するという場合は、どのように開業したらよいのか、また運営の流れなどが分からず、不安に感じてしまうでしょう。
しかし、フランチャイズを利用することで、店舗設計やメニュー開発などに関する知識をフランチャイズ本部から提供してもらえるため、はじめての開業でも安心して開業できます。
メリット③開業するためにかかる費用を抑えられる
痩身エステサロンを開業するためには、物件や設備にかかる費用など、さまざまな費用が必要です。
初めて開業をする場合は、資金を集めることが難しく開業するまでに時間がかかってしまうでしょう。
しかし、フランチャイズを利用することで、フランチャイズ本部が物件を用意してくれたり、支援金を出してくれたりする場合があり、その分費用を抑えられます。
また、フランチャイズ本部のブランドの知名度が高ければ、助成金や補助金の申請も通りやすい傾向にあります。
フランチャイズで痩身エステサロンを開業するデメリット
ここからは、フランチャイズで痩身エステサロンを開業する3つのデメリットを紹介します。
デメリット①ほかの加盟店のイメージによる影響を受けやすい
フランチャイズで痩身エステサロンを開業する場合、同じフランチャイズ本部に加盟している店舗の評判が悪くなると、自分の店舗のイメージも悪くなる傾向にあります。
痩身エステサロンは痩身機器を使用して施術することが多いため、機器の使い方によっては、皮膚のトラブルなどを起こしてしまう可能性があるでしょう。
その場合、自分のサロンではトラブルが起きていなくても、同じ加盟店だからという理由で顧客からの信頼が失われ、売上が減少するといった事態が予測できます。
デメリット②サービス内容や使用する機器に制限がある
フランチャイズを利用する場合、本部の指示に従って経営を行う必要があるので、サロンの経営において制限があることが多いです。
店舗独自のメニュー開発や宣伝ができない場合があるため、自由な経営を行うことは難しいでしょう。
また、使用する機器もフランチャイズ本部が決めたものを導入しなければならないことがあります。
価格の高い機器や安全性が低い機器の購入を指定される場合がある点も、フランチャイズを利用するデメリットだといえます。
デメリット③初期費用の回収に時間を要する可能性がある
初期費用の回収に時間がかかる可能性がある点も、フランチャイズで痩身エステサロンを開業するデメリットの1つです。
フランチャイズを利用すると、売上が少なくても毎月フランチャイズ本部に売上の数パーセントを支払わなければなりません。
家賃や光熱費などの毎月支払う費用にくわえて、本部にも支払う必要があるので、売上が伸びるまでは初期費用の回収に時間を要するといえます。
フランチャイズで痩身エステサロンを開業すれば集客を行いやすい
いかがでしたでしょうか?
フランチャイズで痩身エステサロンを開業することで、フランチャイズ本部のブランド力を利用して集客を行うことができます。
また、痩身エステサロンを経営するために必要な知識を教えてもらえたり、開業するにあたり支援金を用意してもらえたりするというメリットもあります。
しかし、ほかの加盟店が起こしたトラブルの影響で、自分のサロンのイメージが悪くなってしまうというデメリットもあることは覚えておきましょう。